名刺は、氏名や連絡先を伝えるだけの小さな印刷物ではありません。地域に関わる仕事では、土地の魅力や活動の背景を短時間で伝え、次の会話につなげる「地域の入口」として機能します。
三重県を紹介する名刺を作る場合も、名所や名産品を並べるのではなく、誰に何を伝え、どのような行動を促したいのかを最初に定めることが重要です。
三重県は、古くから「美し国」と呼ばれ、海、山、歴史文化、食、伝統工芸、製造業など、多様な魅力を持つ地域です。県内は北勢、伊賀、中勢、伊勢志摩、東紀州の各エリアで特色が異なります。
そのため、三重県全体を象徴する名刺と、特定地域を紹介する名刺では、選ぶモチーフや配色、情報構成を分けて考える必要があります。